人を知る

現在の仕事内容は、労務管理です。人事＝採用業務というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、当社の人事の業務には、採用の他に労務や人事管理、教育などがあり、私は労務業務を主に担当しています。具体的には、給与計算や勤怠管理、健康診断等の安全衛生管理、社会保険の手続きや、福利厚生に関する業務など、従業員に安心して働いていただける環境を作るための業務を行っています。

また、女性活躍推進に向けたグループ横断プロジェクトにも参画しており、その取組みを通じて、全ての従業員がワークライフマネジメントを実現するグループを目標に従業員からの意見の吸い上げや、新たな制度の企画・運用なども行っています。

上記でお話した、女性活躍推進プロジェクトで、昨年、在宅勤務制度を導入しました。制度導入までの道のりは長く、上手くいかないことも多くありましたが、在宅勤務制度利用者から、『この制度ができたおかげで仕事を続けることができ、家族も喜んでいる。ありがとう。』と感謝されたときは、私の業務は従業員だけでなく、従業員の家族の方のためにもなっているのだとやりがいを感じました。

また最近は従業員から、『困っているけれど相談先がわからないため問い合わせてみた。』という連絡を多くいただけるようになり、自分を必要としてくれる人がいるという喜びを感じると同時に、そういった一言が仕事を進めるうえでの活力になっています。

就職活動中は企業と自分の雰囲気が合っているか、また、楽しく仕事が続けられそうかという点にポイントを絞って就職活動を進めていました。

当社の一次面接を受けた際、面接があまりにも楽しく、（※当時、一次面接の面接官は採用担当者2名でした）他社の面接では、緊張してあまり自分のことを話せなかった私も、すらすらと自分のことを話すことができ、『この会社なら、雰囲気も合っているため楽しく仕事が続けられそう。この会社に必ず入社したい。』と直感ではありますが、面接直後に強く思ったことを今でも覚えています。入社4年目となった現在も、日々楽しく仕事が続けられており、当時の直感を信じて正解だったと思っています。

私の所属している部署は全体的に穏やかなのですが、オンとオフの切り替えがしっかりしています。オンの時は真剣に仕事に向き合い、オフの時はアットホームな雰囲気で、他愛もない話で盛り上がることもあります。一人では乗り越えられない、あるいは困っているメンバーがいるときは手を差し伸べ合いますし、ここは一人で集中する時間というときは、お互いが空気を読み、集中しやすい環境を作り合います。

お昼休憩はお弁当を持ってきている人や食堂に行く人などそれぞれですが、時には部署内の数人で外にお昼ご飯を食べに行くこともあり、仕事モードとは違う、意外な一面を見ることもできます。かといって馴れ合いになる事はなく、良い意味で『近すぎない距離感』も、部署の魅力だと感じています。