• SGシステムの強み

SGシステムの強み

01
トータルプロデュース
グループシナジーを活かした総合力

SGホールディングスグループのグループシナジーと事業部の連携により、
お客さまの課題をITだけでなく業務面から総合的にプロデュースいたします。

SGホールディングスグループは、「デリバリー」「ロジスティクス」「不動産」「人材」など、物流をはじめとしたさまざまな分野で事業を展開しています。それぞれのグループの強みを活かし、お客さまの課題をさまざまな視点から多角的に分析し、トータルプロデュースします。海外にも拠点を有し、日本国内だけでなく海外での業務においても支援いたします。

グループのシナジーを活かし、物流業務をトータルプロデュース

グループシナジーを活かして、お客さまの物流に関わる業務を最適化いたします。
例えば、出荷支援・通販支援ソリューションで受発注処理から出荷までを管理し、テレマティクスソリューションで配送業務を支援、倉庫管理ソリューションで倉庫内を効率化します。事務作業(伝票処理・電話対応)をBPOで請負い、システムの保守・運用をシステムインテグレーション部門がしっかり対応します。また、配送・倉庫業務をSGホールディングスのグループと連携することで、ワンストップでサービスを提供します。

お客さまの課題を解決するSGシステムの3つの事業分野

LOGI-IT

物流業務の課題をITで解決

佐川急便の物流をITでサポートしてきたノウハウを活かしたソリューションを多数ご用意。物流業務をITでトータルプロデュースします。
また、全国10カ所の支店・営業所を通じて広範囲で保守サポートいたします。
BPO-IT

紙文書のあらゆる課題・バックオフィス業務負荷をITで解決

スキャニング・エントリー業務やバックオフィス業務などのさまざまなBPOサービスを提供。
経験豊富な社員によるノンコア業務の分析、AI-OCR・RPAなど先端IT技術の積極的な採用などにより、お客さま業務の最適化を行います。
決済サービス

金融全般の課題に対して多様な金融サービスで解決

代金引換サービスである「e-コレクト®」を中核に、物流決済事業および多様な金融サービスを提供しています。
あらゆる「マネー」の流れに総合的かつ多面的に対応できる企業として、物流に紐付く決済はもとより、お客さまの金融全般の課題に対して的確なご提案及びサービスをご提供します。

02
創造的改革
新しい可能性を常に追求

先端技術を取り入れたシステムの研究・開発を積極的に行い、
常に新しい可能性を追求することで、お客さま企業の更なる価値向上を支援いたします。

『デジタルトランスフォーメーション』『Society5.0(超スマート社会)』と言われているように、テクノロジーの急速な進化により 、世の中は大きく変化しています。SGシステムでは、お客さまの企業価値向上を高めるべく、先端技術の研究・開発を積極的に行い、よりよいサービスの提供を行えるよう常に追求しています。

AI-OCR(AIを活用したOCR技術)を活用した取り組み

配送伝票の「サイズ・重量」欄には、セールスドライバー®が多忙な中で書き込む「サイズ(〇付き数字)」と「重量(数字のみ)」の手書き文字が混在しています。従来のOCRではそれを高精度で認識することが困難なため、繁忙期には1日に100万枚もの配送伝票の情報を人の手によりシステム入力していました。そこで、2019年に高精度でサイズ・重量を認識する「AI-OCR」を開発しました。約350万件の伝票データをAI学習そして、これらの取り組みで得た技術やノウハウを生かし、AI-OCRプラットフォームサービス「Biz-AI×OCR」を開発しました。
日本語・アルファベット・数字など文字種によって最適な複数のAIエンジンを搭載・選択でき、多種多様な伝票や帳票に対応可能です。
また、給与支払報告書や柔道整復施術療養費支給申請書の読み取りに特化したAIエンジンも開発しており、これら特化したAIエンジンについては、事前の帳票設定は必要とせず、高精度に読み取ることが可能です。
これからも当社ではAI-OCR技術の向上を図り、お客さまの業務の省力化や効率化を支援してまいります。​

OCR:Optical Character Recognition。手書きや印刷された文字をスキャナなどで読み取り、デジタル文字コードに変換する技術。

ボイスボット(AI音声自動応答)を活用した取り組み

SGシステムのコールセンターでは、お客さまからの申し込みに 「ボイスボット」が自動応答するトライアルを行いました。
これまでオペレーターが対応していた、お客さまからの申し込みにAIが応答することで、受付時間拡大による受注増加、業務の省人化を目指します。

ボイスボット:AIにより顧客の発話内容を自動的に解析し電話オペレーターの業務を代行するシステム

その他の取り組み

佐川急便のセールスドライバー®が利用しているポイント情報入力端末「PDT(ポータブル・データ・ターミナル)」を2017年からスマートフォン化し、ドライバー業務を最適化。マテリアルハンドリング(マテハン)の自動化で倉庫内業務の効率化を進めています。その他にも、研究費用を取って、さまざまな先端技術を取り入れた研究・開発を行っています。
また、若手社員にも早い段階から先端技術に触れられるよう、実際に先端技術を用いた勉強会を実施しています。加えて、研究開発予算を使用して、新技術やテクノロジーなどの実証実験を行う取り組みも、年間10件程度実施しています。

03
実績に基づく技術力
高技術力・高セキュリティ

SGホールディングスグループのシステム構築・運用を担う「IT中核企業」として、ITコスト削減・業務効率化などでグループに貢献。その中で得たナレッジ・技術力でお客さまのシステムを構築・運用いたします。

第1の変革
1985年~2004年

システム化によるサービスレベル強化

SGシステムは、1985年に「全国貨物追跡システムサービス」リリースを皮切りに全国でバラバラに導入していたSGホールディングスのシステムを統一化、手動で行っていた業務をシステム化しサービスレベルの強化を行いました。
第2の変革
2005年~2017年

共通プラットフォーム化によるITコスト低減

2005年になってからは、ベンダーロックインからの脱却を行うためダウンサイジングを行い、SGHプラットフォーム(グループ共通基盤)を構築してシステムの集約 、オープン化に踏み切りました。
まずはCPU負荷が高かったシステムをオープン系に切替え、6ヶ月で完了。数10億円の投資を抑えられたことで、そこから7年掛けてダウンサイジングを完成させ、ITコストを35%削減。
コストの削減だけでなく、ベンダー任せであった部分も徐々に保守・運用の内製化を進め、今ではほぼ全て自社内で構築・運用を行えるほどの技術力があります。
第3の変革
2018年~

AI等を活用した効率化・省力化

レガシーシステムを無くし、横断的にシステムを管理・分析できるようになったことで、無駄や不足している箇所を洗い出しやすくなり、常により良くなるよう改善・品質向上を図っています。
先端技術も取り入れやすい構成となっているため、これまで蓄積してきた情報(ビックデータ)の分析による物流業務の最適化、BPO業務のAI(人工知能)による業務効率化など、更なる改善・品質向上を目指し、先端技術を取り入れたシステム構築を行っています。

セキュリティ・BCP対策

SGシステムでは、開発時に脆弱性診断を必ず行うことでシステムが危険に晒されないよう対策しています。システムだけでなく、SGシステムのデータセンターは、3年ごとに第3者によるセキュリティアセスメントを実施することで常にセキ ュリティを万全な状態にできるよう努めています。
また、データセンターはBCP対策を見据えた強固なネットワーク・インフラ環境を備えていますので、お客さまに安心安全な環境を提供可能です。