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AI-OCRサービス「Biz-AI×OCR」、給与支払報告書(個人別明細書)の利用枚数で国内No.1を獲得

2025/06/17 ニュースリリース

佐川急便を中核とするSGホールディングスグループにおいてIT統括事業を担うSGシステム株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:丸山信二)は、AIを活用したOCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)プラットフォームサービス「Biz-AI×OCR」が、株式会社東京商工リサーチによる「給与支払報告書(以下『給報』)※1 AI-OCRサービスに関する調査」において、2024年1月~12月の個人別明細書の利用枚数で国内No.1を獲得したことをお知らせします。

AI-OCRサービス「Biz-AI×OCR」、給与支払報告書(個人別明細書)の利用枚数で国内No.1を獲得

調査概要

調査項目
給報(個人別明細書)AI-OCRの利用実績枚数
調査対象
給報AI-OCRサービス提供企業
調査期間
2024年1月~12月
調査機関
株式会社東京商工リサーチ

「Biz-AI×OCR」給報向けサービスについて

SGシステムは、2019年に佐川急便の配送伝票のサイズ・重量入力業務を自動化するAI-OCRを開発し、月間8,400時間の作業時間短縮※2を実現しました。その後、グループ内の帳票入力業務の自動化を通じてノウハウを蓄積し、AIを活用したOCRプラットフォームサービス「Biz-AI×OCR」を開発※3しました。

給報は自治体ごとに異なるフォーマットや、「総括表」「仕切紙」「個人別明細書」など複数種の帳票で構成されることに加え、高い読み取り精度が求められることから、従来のAI-OCRによる処理が困難な領域でした。このような背景の中、SGシステムは、膨大な入力作業時間と人員確保の課題に直面している自治体やその業務委託先であるビジネスプロセスアウトソーシングベンダー(以下「BPO事業者」)の負担を軽減するために、「Biz-AI×OCR」給報向けサービスを開発し、2021年に提供を開始しました※4。

サービスリリース後もお客さまの声をもとに継続的なバージョンアップを重ね、2023年度には自治体での直接導入が広がり、年間の利用枚数が200万枚を突破※5しました。さらに、2024年11月には個人別明細書の全項目の平均読み取り精度は99.1%に達し、お客さまのニーズが高かった「総括表」の読み取りも可能となりました※6。

今後も、SGシステムは、SG ホールディングスグループで培ってきたIT・デジタル技術のさらなる高度化を図り、DXを進める自治体やBPO事業者をはじめとする多様な業界の業務効率化や生産性向上に貢献してまいります。

<会社概要>

SGシステム株式会社

SGシステムは、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループの各システムの開発・設計、保守・運用を行うシステムインテグレーション事業を中心に、グループ外のお客さまに対しても、グループ内での物流改善ノウハウを基に物流ITコンサルティングを行う物流IT事業、代金引換サービスなどの金融サービスを行う決済事業、文書のイメージ化やテキストデータ化、コールセンターやバックオフィス業務代行を行うBPO事業を提供しています。
本社:京都市南区上鳥羽角田町25
代表者:代表取締役社長 丸山信二
設立:1983年2月17日
URL:https://www.sg-systems.co.jp