導入事例:日本ホールマーク様

コールセンターまでワンストップで
BtoC向けフルフィルメント環境を構築。
専門店を中心に、グリーティングカードをはじめとする各種グリーティング関連商材を幅広く展開する日本ホールマーク様では、2015年より「ユニセフカード」事業をスタート。BtoC通販に特化したフルフィルメント環境をゼロから構築するためのパートナーとして、私たちSGホールディングスグループをお選びいただきました。選定の決め手は、グループメリットを活かしたトータルソリューションでした。
課題
ロジスティクス、コールセンター、ECサイトまで
ワンストップで依頼したい。
導入効果
フルフィルメント環境をスピーディに構築。
各所が連動したトータルソリューションを提供。
interview
当初、どのようなシステムの導入を検討されていましたか?
ユニセフカード事業のスタートにあたっては、新たなフルフィルメント環境が必要となりました。それまでの私たちのビジネスは製品の製造から卸すところまでのいわゆるB2Bが中心でした。ユニセフカード事業では個人の支援者様へ直接ご購入いただくB2Cも展開していくため、一般のお客さま対応窓口も含めて整備しなければなりませんでした。3社にご提案を依頼したのですが、選定にあたって重視していたのが「ロジスティクス、コールセンター、ECサイトまでワンストップでお願いできるパートナー」であること。「コールセンター」までカバーできる会社・グループはなかなか無かったのですが、SGホールディングスグループならSGシステムにお任せできるとのことでした。また今後の拡張性、いわゆるスケーラビリティも踏まえたご提案をいただいたこと、それにSGホールディングスグループの規模感やグループシナジーへの期待もあり、ご依頼を決めました。
システムの構築はスムーズに進んだでしょうか?
今回の大きな要件のひとつに、納期がありました。スケジュール上、約6カ月で運用まで進めなければならなかったのですが、テスト期間を踏まえると物流体制やコールセンター、システムの構築にかけられる期間は3カ月ほどしかありませんでした。結果的に「SGホールディングスグループのリソースをフル活用してもらえれば不可能ではないはず」という、こちらの期待に応えてくれたと思います。ベテランの方を中心にチームを組んでいただき、既存パッケージも活用しながら迅速に対応していただくことができました。
また、ユニセフカードの支援者にはシルバー世代の方も多く、そのため販売手段はカタログ通販がメインとなっていました。ただカタログ通販はコストが大きいため、支援者層の実態をつかむためのCRM(顧客関係管理システム)も必要でした。実際のご注文状況を見ていると、やはりシルバー世代の方が多いとわかったため、現在はカタログ通販の有用性を認めるとともに、それを前提とした改善策の検討を行っています。
実際に導入されていかがですか?
やはりトータルでソリューションを考えていただけるのは、大きなメリットだと感じています。例えばコールセンターに対して新規の依頼をしたときに、本来ならシステムについても要件を別立てで依頼しなければならないのですが、SGホールディングスグループ内で事前に展開いただけるなどコミュニケーションスピードが速くて助かります。
毎月の定例会を経て、私たちのビジネスの方向性や課題についても充分共有できてきた頃かと思います。今後は安定稼働にとどまらず、さらにビジネスを拡大していかなければならないので、より一層踏み込んだご提案も歓迎したいですね。ここからがSGホールディングスグループのトータルソリューションの本領だと期待しています。